梅雨前線はどうしてできるの?高気圧同士のケンカでは・・・

探偵団の事務所を開けた日、近所の裕樹君とお母さんが事務所に駆け込んで来た。
子供が、小学校の理科の授業で梅雨について発表することになったので詳しくしらべて欲しいという依頼である。
学校では、北のオホーツク海気団と、南の小笠原気団の境界線に梅雨前線が出来ると言ってたが納得いかないらしい。両方とも高気圧なのにどうして天気が悪くなるのかわからないそうだ。
山下探偵は、そんなこと学校の先生に聞けと心に思いながら、初仕事なので笑顔で受けることにした。
確かに高気圧は、下降気流で天気は良くなると聞いたことがある。高気圧と高気圧がぶつかればもっと天気は良くなるんじゃないか?という疑問を持つことは不思議じゃない。
早速、気団とは何か?から調べてみた。

気団とは?

気団とは、海とか大陸のような広い地域で大気が長い時間(1週間以上)停滞していると特有な性質を持った空気の塊ができるのでそれを気団という。

だから高気圧=気団ではなく、高気圧の中にできるある性質を持った空気の塊のことをいうことがわかった。
そこで、学校で習ったという小笠原気団とオホーツク海気団について調べてみた。

小笠原気団とは?

北太平洋上に出来る高気圧は、安定しているので空気があまり動かず、海からの水蒸気をいっぱい含んだ暖かい空気の塊となる、これが小笠原気団である。

オホーツク海気団とは?

5月から9月にかけてオホーツク海上に高気圧が停滞するため、海上の冷たい湿った空気の塊となり、オホーツク海気団ができます。

同じ気団でも、小笠原気団は暖かく湿った空気を含んだ気団であり、オホーツク海気団は冷たくて湿った空気の気団で性質が違うことがわかった。
次に前線とは何かについて調べてみた。

前線とは?

天気予報用語集で調べてみると、「密度の異なる2つの気団の接する境界には転移層が形成される」と書いてある???全く意味不明である。

要約すると、密度の高い空気(重い=冷たい空気)と密度の低い空気(軽い=暖かい空気)の接するところには厚さをもった空気が移り変わる部分ができる。
前線は、実際は空気の接する境界で厚さを持っているため前線帯であり100km位ある。天気図上では、空気の境界の内暖気側が地面に接する位置を前線として天気図に記入している。

ということで、温度の違う空気がぶつかれば、すぐに混ざり合うことなく、接するところで暖かい空気は上昇し、冷たい空気は下降しようとする。両気団共湿った空気なので、空気が上昇すれば空気が冷えて雲が発生するので雨が降るという原理です。
前線

停滞前線

出典 松江地方気象台

baiu

まとめ

とりあえず初仕事を終えた山下探偵は、「小学校の宿題でこんなに苦労をするとは思わなかった、先が思いやられる」とボソッとつぶやいた。

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