【緊急】熱中症予防に5月から始めよう「暑熱順化」!!夏バテにも効果抜群

探偵のもとに花屋のお姉さんから依頼が来た。
「夏になると熱中症が心配で、しかも夏バテになって困ってる。なんとかならないだろうか?」って依頼です。

確かに5月の連休が終わると一気に暑くなる。熱中症もこの時期から増え始める。熱中症は夏本番の8月と並んで梅雨の晴れ間や梅雨明け直後も多いという統計が出ている。体が暑さに慣れていないため、天候の変化に対応しきれないみたいだ。
今から(5月)から体を暑さに慣らし、熱中症予防と夏バテ防止対策方法を調査することとした。
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熱中症とはどういう症状なの?

気温の高いところで運動すると、体温上昇をおさえるために放熱のために皮膚の血管が広がり、内部からの熱を逃がすために皮膚の血流量を増やす必要があるので、筋肉や臓器・脳への血流配分を減らす。また、汗をかくことにより体の水分が失われるため全体の血液量が減る。そして限界になると体温が上昇し運動効率が落ち、ついには運動ができない状態となる。

熱中症

熱失神(Ⅰ度)

高温により汗による脱水や抹消血管が拡張し血流量が低下することから、血圧が低下し脳への血流が減少するため、立ちくらみ・めまい・失神がおこる。

熱けいれん(Ⅰ度)

汗が大量に出ている際に真水や塩分濃度が低い飲料を補給することで、ナトリウムの欠乏状態が生じ、それによって筋肉の痙攣が起こる。

熱疲労(Ⅱ度)

大量の発汗によって身体を循環する血液の量が減り、そのために各臓器に血液が十分に送れなくなっている状態。熱射病の前段階ともいえる。頭痛・吐き気・倦怠感・意識がおかしい。

熱射病(Ⅲ度)

熱が放散されず体内に蓄積され,身体の内部体温(深部体温)が異常に上昇している極めて危険な状態。汗による脱水を伴う。意識がない・けいれん・返事がおかしい・真っ直ぐにあるけない・体が暑い。

暑さに慣らすことを「暑熱順化」といいます

私たちの体は、暑さにさらされると核心温(脳や内臓など体の深部の温度)が上昇するのを防ぐために、熱を体外へ逃がそうとします。
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皮膚の血管が拡張し、血流が増えて皮膚面の温度が上がり、主に輻射や対流などの方法で熱を体内から放出します。
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しかし外気温が高く、皮膚温との差が小さくなったときには、こうした方法だけでは熱をうまく逃がすことができないため、汗をかいて蒸発による熱放散を行います。一般に、100mlの汗には、体重70kgの人の体温を1℃下げる能力があります。
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暑さに体を慣らすと(暑熱順化)、血液量が増加し、汗をかくことで奪われた水分に対応して尿が少なくなったり、体に塩分を蓄えるホルモンが増加し、体温の調整反応が起こりやすくなり運動を続けられる時間が長くなります。
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また、汗の量が増加し体温調整能力が増えると共に、低い体温でも発汗が起こるようになり、同じ体温で出る汗の量は増え、最大発汗量も大きくなります。
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熱の放出が早い段階で行われるようになるので体温(核心温)の上昇は少なくなります。その結果、暑さに対して楽に過ごせるようになり、夏バテや、夏に感じがちな体のダルさを防ぐことができるようになります。
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また、汗は、まずそのもとになる成分が汗腺の底部でつくられたあと、導管というところを上行する間にその成分である塩分が血液中に再吸収されるため、最終的には薄い汗ができあがります。
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このように多量の発汗が起こっても塩分が過剰に失われないようになっているのですが、暑熱順化すると、この塩分の再吸収能力が高まるので、汗に含まれる塩分は同じ発汗量に対して薄くなります。

出典:花王科学研究会

実際の暑熱順化の方法

実験室で2週間にわたって、33度から35度程度の気温でじっくり汗をかく運動を毎日1~2時間行った結果、ほぼ4日~5日で約8割程度の暑熱順化がみられた。しかし実際は環境条件や各個人のコンディションも異なるので一概にはいえない。

運動強度を上げるほど順化速度は早くなる。実験のように1時間連続でなくとも効果が得られる。例えば10分のウオーキングを1日5回~6回、休憩を挟んで行えば、実験室と同じ効果が表れる。
早い人で4~5日、遅くとも1週間程度で暑さに慣れる。運動初日よりもバテ感が減ってきたら順化が進んだサインだ。
途中で熱中症にならないよう、休憩と水分補給を十分行いながら進めていくことが大切だ。せっかく順化しても、運動をやめたり暑さに体をさらさない日が続くと効果は薄れてくる。続けることが何より大切だ。

まとめ

33度から35度で運動を毎日続けるのはクラブ活動している学生ならともかく、一般の人にそれを求めるのは難しい。
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昔は、梅雨の間に暑さにさらされて自然に順化していたが、最近は冷房のある生活が普通なので積極的に順化を行わないと梅雨明け直後に熱中症になったり夏ばてになったりする。
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そこでもう少し手軽な方法を紹介する。

半身浴やサウナで汗をかく。梅雨の間はシャワーで済まさず浴槽につかって汗をかく。サウナは効果的であるが十分な水分補給も同時に行わないと危険である。
入浴だけでは効果が薄いので、ウォーキングや自転車などの汗をかく軽い運動を続けると効果的である。

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花屋のおねえさんには、十分な日焼け止め対策と水分を持って、昼休みに30分程度のウォーキングを1週間続けてもらい、お風呂も汗をかく位、浴槽にゆっくりにつかってもらうように説明した。

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