ハウステンボス「変なホテル」が人気!!今後千葉・舞浜にも開業

世界初のロボットホテルとして2015年7月17日に開業した、「変なホテル」。

フロントのチェックイン・チェックアウトは、多言語対応のロボットたちが対応し、ポーターロボットが部屋まで運ぶ。チェックイン前はロボットアームがロッカーに荷物を入れて預かって貰う。昔のSFに登場したような未来型のホテルだ。

客室は、顔認証システムのキーレスで解錠されるので、キーを忘れて閉め出されることもない。

環境にも配慮された空調システムの採用や、人の気配で照明が自動で制御され省エネにも最新技術が使われている。

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ホテルのコンセプトと1年間の成果

「変なホテル」は2015年7月17日に開業。滞在の快適性と世界最高の生産性を両立し、3~4つ星ホテルのサービスでありながら宿泊料金の低価格化を目指すホテルだ。

世界初として話題となったロボットホテルや自動化システムはそのためのもので、このほかにも省エネルギー化を踏まえた特殊工法や水素エネルギー発電、輻射パネルによるエアコンなしの空調などを導入。正式名称「変なホテル~変わり続けることを約束するホテル~」の通り、常に新しいテクノロジーを取り入れ、ベストな姿に向かって絶えず変化していくことがコンセプトだ。そのため、ハウステンボスの「変なホテル」では実証実験の場として、あらゆるテクノロジー活用を進めている。

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当初30人のスタッフ数は開業1か月後には16人に削減し、2015年内には10人と3分の1にまで削減した。2016年3月の第2期棟オープンで客室数が倍増してもスタッフ数は増やしておらず、「生産性は倍以上になった」とアピール。ほぼ9割の業務をロボット(テクロノジー)が行なっている。

フロントシステムではロボットを2体から3体に増加。対応言語も日・英の2か国語から韓・中を含む4か国語に広げた。最大の変化は、日本人は音声認証を可能とし、宿泊者カードを紙から電子化したこと。また、客室のカードキー及び顔認証開錠の登録も、フロントエリアから客室前登録に変更した。これにより、チェックインの所要時間は1~2分程度かかっていたのが40秒に短縮し、4割程度効率化できたとする。

現在はパスポートデータを活用したチェックインシステムを構築中であるほか、スマートフォンでの予約時に顔認証登録することで、顔認証チェックインを実現する計画も明かした。実現すれば所要時間は10~15秒程度になる見込みで、必要業務の時間が短縮された分はフロントロボットとの会話など、チェックインが楽しくなるようなエンターテイメント性を高めていく。コンシェルジュロボットのAI(人工知能)対応実験も開始する。

この1年の主な変化
  • ホテル規模:第1期棟72室(開業時)→第1・2期棟144室(2016年3月)
  • ロボット数:6種82台(開業時)→16種182台(1周年時)
  • スタッフ数:30人(開業時)→10人(2016年6月)※2016年9月に9人、半年以内に6人に縮小予定
  • 電力システム:水素エネルギー発電・電力供給12室(開業時)→自然エネルギーによる24時間365日フル稼働、売電開始・年間1000万円の売上見込み(2016年7月15日)
  • 空調:輻射パネル(第1期棟開業時)→エアコンと輻射パネルの両用(第1期棟現在)
今後の展開

実際の予約状況は開業1年後も好調で、今夏はほぼ100%に近い高稼働。年間20%の高い利回りを実現している。この1年の実績と進捗状況から「サービス、クオリティ、生産性は十分世界展開に耐えうるものになってきた」とし、ハウステンボス以外での本格展開に自信を示した。

2017年3月の千葉・舞浜への開業のほか、同年夏の名古屋、さらに大阪を候補地として提示。1年以内には海外にも。

世界展開にあたってはHISグループによる直営と、既存ホテルなどによるフランチャイズ方式を想定。直営の場合の開発コストは100~200室規模で平均20億円。100軒を直営する場合、単純計算で2000億円となるが、「HISの資力で十分可能」とアピールする。変なホテルの実績を踏まえると、5年で償却が可能と目論む。

(出典:トラベルボイス)

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